「ぼくの町に電車がきた」 文・絵 鈴木まもる 岩崎書店
1959年から1961年にかけて行われた、伊豆半島の伊東から下田まで線路をひく工事を描いた絵本です。孫が当時この工事に携わったおじいちゃんから聞いた話を話す形をとっているので、工事の話といっても、優しい口調で書かれていると思います。
大好きな鈴木まもるさんが描かれた絵本ですが、これは本当に偶然見つけました。確か、目ざといとっとが、どこからともなく見つけてきました。一時期しょっちゅう読んでーとリクエストされる時期がありました。何もないところにどんどん線路が出来ていく過程が楽しいのだと思います。