「地下鉄のできるまで」 作 加古里子 福音館書店
「ぼくの町に電車がきた」(鈴木まもる 文・絵 岩崎書店)に続いてこれも工事の本。断面から工事の様子を最初から最後まで見せるというすごいことをやってのけていて、文明の利器を余すことなく使っている様子が事細かに描かれています。こうやって作るのね、と親も勉強になりました。
絵本だからって手加減ないんですよね。綿密に調べて、詳細に描く。だから、かこさとしさんの絵本は好きです。
とっとはこの本で「かいさくこうほう」と「シールドこうほう」という言葉を覚えました。そして地下鉄博物館に行った時に、「絵本で見たよね!絵本で見たよね!」といろいろと目を輝かせて見ておりました。こうやって一つ一つ蓄積されていくのでしょうね。