洛中洛外図を見る楽しみと言えば、その当時の建築物や人々の様子を粒さに見れること。2013年に東京国立博物館で開催された「京都−洛中洛外図と障壁画の美」という企画展は、それはもうワクワクしながら見に行ったのを覚えています。
絵本の中にも、「洛中洛外図」のように俯瞰的に描かれている絵本があって、それがみねおみつさんの絵本です。
「そらからみると」 作:みねおみつ PHP研究所
絵をみねおみつさんが描かれているもの
「うちゅうはきみのすぐそばに」 文:いわや けいすけ 絵:みねおみつ
「そらからみると」は当時とっとまだ1才くらいの時、偶然とっとが見つけ、お店で離そうとしなかったので買いました。その時に初めてみねおみつさんのお名前を知りました。
新島からスカイツリーまでをはっぱが旅をします。江ノ島や横浜を通って新宿通って。本当の街並みが描かれていて、実際の写真で見るとはまた違う感動があります。
絵本の中で、出会うものたちがはっぱに空からみると何が見えるのか聞くシーンがあります。そこがかなり気に入った当時1才〜2才のとっと。
「すべり台からみると何が見える?」
公園でとっとによくそう聞いては遊びました。
「おはな〜」「おかあさん〜」「おとうさん〜」「ひこうき〜」「へりこぷたー」
毎回かわいい答えが返ってきました。
読みすぎて、破れたりして少しボロボロになってきてしまいましたが、大事な1冊です。
「うちゅうはきみのすぐそばに」
これはページをめくるたびに、絵がすごい。どんどんすごくなる。そして最後は圧巻。「そらからみると」に出て来たとあるものが出て来て(ちょっといろは違うけど)、個人的には嬉しかったです。