えほん「めのまどあけろ」

「めのまどあけろ」 文:谷川俊太郎 絵:長新太 福音館書店

「寝る前えほん7月18日」で触れた「あかいひかり みどりのひかり」は谷川俊太郎さんの訳です。その谷川俊太郎さんが書かれたものを。

この「めのまどあけろ」、ついつい歌ってしまうんですよね。歌うというかリズミカルに読み過ぎてしまうというか。

どうやったらこんな言葉のリズムを思いつくのかと素人は不思議でなりません。

一度として同じ読み方はできません。即興でできた歌はその場限りです。

一度この本を読むと、とっとはもう一回もう一回と果てしなく続きます。

そのたびに、母はいろいろなリズムで読むことに挑戦しています。

寝る前えほん 7月18日「あかいひかり みどりのひかり」

「あかいひかり みどりのひかり」文:マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:レナード・ワイスガード 訳:谷川俊太郎  童話館出版

昨日は1冊。これ読んで〜と持ってきたのがこの「あかいひかり みどりのひかり」でした。

朝になったら出かけて、夜になったらうちに帰るというシンプルな話です。夜帰って眠るところがあるというのがこんなにも安心感を与えてくれることを実感します。

そして、あかで止まって、みどりで進んで、人は規則に従って生活していることを感じさせてくれます。

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寝る前えほん 7月17日「はしれきかんしゃちからあし」「おじいさんのはやぶさ」「じてんしゃのれるかな」

昨日も時間なく3冊。3冊ともに図書館から借りてきて、初めて読みました。

「はしれ、きかんしゃ ちからあし」小風さち 文  藍澤ミミ子 絵 福音館書店

「おじいさんのはやぶさ」 間瀬なおかた 作絵  KKベストセラーズ

「じてんしゃ のれるかな」 平田 利之  あかね書房

はしれ きかんしゃ ちからあし

とっとは初めて、戦争という言葉に触れました。ちからあしのお友達のはやあしが動けなくなってしまうシーンがあるのです。

はやあしにどうして爆弾が当たっちゃったの?戦争ってなあに?何をするの?

とっとが聞いてきました。

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寝る前えほん 7月16日「しゅつどう!しょうぼうたい」「じっちょりんのなつのいちにち」

昨日の寝る前に読んだ本を記録。
時間がなく、「今日は2冊かな〜」と言ったら、とっとが下の2冊を選んできました。

「しゅつどう!しょうぼうたい」 鎌田歩作・絵  金の星社

「じっちょりんのなつのいちにち」  かとうあじゅ  文渓堂

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えほん「地下鉄のできるまで」

「地下鉄のできるまで」 作 加古里子  福音館書店

「ぼくの町に電車がきた」(鈴木まもる 文・絵 岩崎書店)に続いてこれも工事の本。断面から工事の様子を最初から最後まで見せるというすごいことをやってのけていて、文明の利器を余すことなく使っている様子が事細かに描かれています。こうやって作るのね、と親も勉強になりました。

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えほん「ぼくの町に電車がきた」

「ぼくの町に電車がきた」 文・絵 鈴木まもる  岩崎書店

1959年から1961年にかけて行われた、伊豆半島の伊東から下田まで線路をひく工事を描いた絵本です。孫が当時この工事に携わったおじいちゃんから聞いた話を話す形をとっているので、工事の話といっても、優しい口調で書かれていると思います。

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えほん「ミッケ!」

とっとの大好きな本の中に「ミッケ!」があります。きっと好きな人は多いはず。私も好きで「ミッケ!」と「チャレンジミッケ!」揃えました。

ミッケ! 文 ジーン・マルゾーロ 写真 ウォルター・ウィック 小学館

寝る前の1冊に「ミッケ!」が入っているとちょっとうろたえます。1ページに時間がかかるため、終わるの何時?!と頭のなかで計算が始まります。

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